りんごの皮の栄養効果

アントシアニン



アントシアニン

 

さて3つ目となるのが「アントシアニン」です。「アントシアニン」については、ブルーベリーの方がりんごよりもメジャーになっているかもしれませんが、この成分には目をはじめ全身の老化やいろいろな疾患にも深い関わりがある活性酸素を除去する抗酸化作用があることが明らかになっています。

 

紫外線やストレスなどで体の中に発生する活性酸素ですが、これが大量に発生すると、ガンや脳卒中、動脈硬化などを引き起こすこともあります。

 

「アントシアニン」と同様にビタミンCにも抗酸化作用があると知られていますが、「アントシアニン」の方がビタミンCより安定した抗酸化作用を示すのが特徴です。

 

他にも「アントシアニン」では眼精疲労回復、視力改善作用にも高い即効性が研究報告されています。実験では「アントシアニン」の摂取後の約4時間で回復しはじめるとされています。

 

視力改善作用では、網膜全体に張り巡らされた毛細血管の保護や強化作用、血液循環の向上効果や、角膜・水晶体などに含まれるコラーゲンを安定させる作用もあるとされています。

 

活性酸素の生成を抑制するので、血液をキレイにする作用もありますし、肝機能を向上させることも明らかになっています。

 

美容面ではコラーゲンを安定させる作用が注目されます。コラーゲンは、皮膚の弾力性を保つためのタンパク質で、若々しい肌を保つのには不可欠です。

 

こうしたりんごの皮に含まれるポリフェノールですから、捨ててしまうのは本当にもったいない話です。

 




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